以前、ある高校で楽筆教室を行なった時、皆さんが楽筆流に書き上げて一人ひとりシェアしていただいた時の事です。

ある女の子が・・・「私は字が下手で、ものすごくコンプレックスを持っていて、今日のこの時間が不安だったんですが、自分でも驚くくらいアートになったんでうれしいです。少し自信が持てました。ありがとうございます❣️」こんな感じのことをシェアしてくれました。途中でなきだしちゃったけど、最後までみんなに伝えてくれました。

この時、私は自然に涙が溢れ・・・「ありがとう」と一言、泣きながら言ったことを今も覚えています。今、こうして思い出し書いてても胸が熱くなります。

楽筆にはお手本はありません❗️ほんの少しのポイントをお伝えするだけです。後は、一人ひとりの線の個性が溢れ出します。

本気の想いは伝わります。

楽筆協会主宰/ かなだ つとむ