アートセラピーという言葉をよく耳にします。字を書いたり、絵を描いたり、ぬり絵したり、音楽を聴いたり、演奏したり・・・・・

考えを止めてただ書くとか、聴くとか、歌うとか、感じるだけの世界が人間の頭の働きをやわらかくしてくれるようですね。

僕自身、思考の世界から抜けられない時、筆を持ちただただ書く、そんな時間を自分自身にあげています。不思議と気持ちが落ち着き楽になる、リラックスするんです。

僕の場合、書くのが仕事なんですが、例えば実演販売では人前で書くわけです。はじめこのお話を東急ハンズさんからいただいた時、お断りしたんです。

だって恥ずかしいし、緊張するし、人ごみは嫌いだし、ところがいざ始めてみると書いてる時間は平気、見ていられても平気、まあ多少は緊張感もありますが、いざ書き始めると何も気にならないのです。

ただただ書くことだけに集中してるんで以外と心は穏やかなんです。それでもって書き上げた時に褒められたりしちゃうから癖になる⁉️

僕にとっては書いてる時間は考えを止めて瞑想してる時間になっていたんだなあ‼️最近そんな風に強く感じています。

楽筆を皆さんにお勧めしているのは、少し考えるのやめて、ただ感じる時間を生活の中に持っていただけたら、そんな思いで楽筆講座や教室を拡げているのです。

書いてる時間がいちばん楽、楽しい、それが楽筆の原点です。

さあ 筆を持とう  字を書こう

書くことで  こころは  やわらかくなる。つとむ