20年ほど前にね、筆文字を書きはじめた頃デザイン事務所のお仕事で「中京競馬場・高松宮杯」のロゴとポスターなどを書かせていただいたことがあります。プレゼンでね!通るとは思わなかったんだけど、運良く採用されました。

何とその時に代理店さんが現場でのパフォーマンスも企画の中に入れたらしく⁉️レースの前にサークルでバカデカイ紙に「走」一文字書く!

「エッ⁉️」聞いてない 無理❗️でかい筆で書いたことないし、出来ん‼️

でもやらんといかんことに⁉︎そこで思いついたのが「雑巾で書く」勿論!やったことないので当日まで練習したんです。

雑巾一枚では弱い線しか書けなくて、2枚重ねでね!まあこれは紙の上での雑巾がけですわ?落款も発泡スチロールでデカイの作ってね

いざ本番❗️競馬場のスクリーン?に自分が映ってる!テレビの中継まで!ホンマかいな?聞いてないぞ!アナウンサーさんにインタビュー!何を話したか全く覚えてません。

心臓がバクバクでね 何とか書き終わると今度はテントの中でお客さんに色紙を書くオマケ付きですわ。この頃、まだ実演販売はやってなかった頃だと思います。まあまあ広告の世界は何でもありの世界ですね。

今思えば笑い話ですが、この経験から生まれたのが!楽筆のティッシュペーパーやスポンジで書く技法なんです。墨がつけば何でも書けるじゃん!そんな安易な発想なんですよ。でも案外面白い線が描けるからやめられんのです。懐かしい昔話でした。色々やったなあ〜 楽筆主宰/かなだつとむ

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