15年以上前だったと思います。あるブランド名のロゴタイプをデザインするお仕事を頼まれて❗️初めはどんなカタチの文字にしようかラフスケッチを書いてデザインしてたんですが?どうもこのブランドにはデザイン的な文字よりも自然に流れる感じで書きたい!そう思ってね❗️

締め切りまでに200枚書いて先方に見ていただくことにしました。この時初めて同じ漢字を数百枚書き続ける体験をしました。

結果的に言うと!「文字自体のカタチが分からなくなりました」これは今思うと僕にとってはプラスになった体験でした。つまり思考のレベルで文字を書くこと自体が出来なくなり、ただただ線を縦、横、斜めと筆を走らせる感覚だけの世界を体験しました。

皆さんもお習字でお手本を見ながらでも何十枚、何百枚と書かれた経験をお持ちの方もお見えになると思います。このカタチが分からなくなるまで書いてみると!不思議と自分だけの自然なカタチが出てきたりするんです。何の作意も意図も無くその時の感覚だけで出てくる自分だけのカタチが目の前に表れます。(一般的によく言われる味わいかなあ?)

興味のある方は、一度お時間のある時にいかがですか?何か発見があるかも❣️

楽筆主宰/かなだつとむ

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