こころの元気の前に！「こころってどこにあるの❓」昔からよく言われてきたことなんですが！最近では「広い意味で脳に宿る働きがこころを生み出している」と解析されているようです。

脳をとおして感情、認知、記憶、話すこと、思考、行動など様々な働きができるのですが、この働き自体がこころの動きなのかなあ？こころにカタチの無いことは確かのようですが、、、

「こころの元気」ってこの働きがやわらかく動くイメージなんです。固まってしまうと！例えば思考がまとまらなくなり何をどう伝えて良いのかさえも分からなくなり、不安と恐れが頭の中で増幅して動けなくなります。これが僕自身が体験したうつ病の時の自分でした。「こころが固まった」と唯一感じたことでした。

「こころやわらかに」この言葉はそんな僕の体験から出て来た言葉なんです。楽筆は「こころの元気」そのための「アートによるこころのセルフケア」を「メンタルアートトレーニング」と言う言葉で皆さんにお伝えしています。

よくうつ病の人には「がんばらないで良いよ」と言います。これは体験者から言えば頑張れないんです。身体のチカラも無く立ってること自体にもふらふらな状態なんです。身体の中心にチカラがは要らないんです。脳が動かないんです。

鬱からの社会復帰プログラムを進める人たちがいますが！先ずは「楽しむこころが自然に動き始めないと」余計に落ち込み苦しむことになります。

先ずは自然と楽しめることから、どんなささやかなことでも良いのです♪ほんの少しの自信を！ここから始めることが必要だと思います。固まったこころをやわらかくする、ここから始まると思います。

楽筆協会主宰/かなだ　つとむ