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今から20年くらい前?たぶん?、僕は筆を左で持ち字を書くようになりました。

その頃書き始めた字がどうにも気に入らなくてね、いろんな書き方したり、いろんな作家さんの作品を見たりして、全くの自己流ですが字を書き続けていました。

そんな時、初めて左手で筆を持ち書いてみたんです。はじめは遊び心、いたずら心で書き始めました。勿論、手は思うように動かないし、筆の入りも違う、書き順が分からなくなる、それでも書いていると思いもしない線が生まれる、それが面白くて書き続けました。

左で筆を持ち書くことは、僕の中では上手に書こうとか、カッコよく書こうという意識を捨てるための方法だったのです。これが結果的に下手だけど温ったかい、味のある文字の一つの要因になりました。

左手で書く文字は、東急ハンズさんのウェルカムボードからスタートして、何とこれが売れたのです。ここから僕の字は筆で書くものは、すべて左手で書くスタイルになったのです。

今、楽筆教室でお話ししている「味のある字を書くための5つのポイント」の中の一つ、それが左で書くということです。残りの4つは広告デザインの世界で学んだ見せ方、これが一番大切なポイントになります。

名古屋で5年ほど前に「一期一会の集い」という名前で教室を始めたのですが、僕自身この教室で教え方を学ばせていただきました。今いろんなところでやっている教室の原点なのです。

 

 

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